雑貨の素材*木材編*アルベシアとチーク
2016/10/05
雑貨の素材*木材編*アルベシアとチーク
本日アップしましたレリーフとフック。
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どちらも主な素材は木です。
言うまでもなく天然素材。
天の恵みと言いましょうか人間が利用させていただくありがたいものです。
人間の知恵では、はかり知れない意味があるように思います。
その木の数だけ個性があり、製品となってもひとつひとつが唯一無二です。
無機質的な製品にはないぬくもりはそんな素材感もあっての事なのでしょうね。
さて、その材質としての特徴は木の種類によります。
[ caeru ] でも国内外を問わず様々な木製品を取り扱いさせていただいておりますが、
今回ご紹介しましたレリーフの素材はちょっと耳慣れない「アルベシア」。
アルベシアとはバリ島の山間部の天然木で、軽く柔らかいのが特徴です。
加工しやすく、木彫を施した家具に適しているので
インドネシアではポピュラーな「アルベシア家具」として人気があります。
その風合いは独特で、職人の手仕事を感じさせるラフな作りのものが多いのは
多分成長が早く、キメがザックリとしているからでしょうか。
素朴さと荒削りな土着のぬくもりがバリらしいエスニックなムードを醸し出します。
雑貨でもその特徴は活かされていて、
細かいのだけれど自由な細工はおおらかで神々が住むと言われる南の島ならでは。
神様のお使いとして崇められるカエルの表情もやはり独特です。
(この商品に限って言えば塗装やカラーリングの加減で荒さは感じませんが)
素材であるアルベシアの持つ魅力があってのことなのでしょう。
木に神様の何かが宿っているのかもしれませんね。
一方、2番目、3番目にご紹介していますフックの材質はチーク。
こちらは世界三大銘木の一つに数えられるほどの木材です。
タイ、インドネシアなど、やはり東南アジアで採れるのですが、アルベシアとは逆に
目の詰まった硬さと、腐りにくく裂けにくいという強靭さが特徴です。
木目の美しさにも定評があり高級材として世界中で愛用されているのはご存知の通り。
同じ気候の地域で採れる木材でもこんなに違いがあるのですね。
商品の歴史や素材について考えてみると
いつも「面白いものだなぁ」と感心してしまいます。
宇宙はミラクルに満ち溢れているのだなぁとまた今日も思うのでした。
(^^)
ぜひご覧くださいませ。