カエルならぬ『猫まみれ展』*ちょっと見てきました編
2016/02/21
カエルならぬ『猫まみれ展』*ちょっと見てきました編
今日は日曜日なのでカエルもちょっと一休み。『猫まみれ展』見てきました。
最近の猫流行りはすごいですね。ご多聞に洩れず我が家にも猫がおりまして、これがまた三毛猫でえらく和風なもので
かねてより「浮世絵猫」あるいは「江戸猫」と呼んでおり、この『猫まみれ展』のコレクションにある化け猫ちっくな渋い表現にはグッと惹かれるものがあり、見てきた次第です。
猫と暮らして思うのは異種とのコミュニケーションについてです。
同じ人間でも人種が違えば文化も言語も違います。同じ日本人同士でも分かり合うのは難しいこともあります。
それが相手は猫。種が違うのです。決定的に違う生き物です。
なのに、愛おしかったり、可愛かったり、慰められたり、癒されたり、頼りあったり。。。。。
なんて不思議な存在でしょうか。。。。。
猫にとって快適な暮らしはどんなだろうと考える時、そもそも猫とは?と小さな壁に当たります。
野生って?猫の本能って?
思えば猫は人にうまい具合に混じって生きてきたのですね。
うちの猫は多分鼠など怖くて捕まえられないと思います。猫じゃらしでも大きめになるとビビっています。小さい虫ぐらいものには果敢に挑みますが。。。なので人間の役に立つような行動はとらないように思います。
魚味が好きですが水槽のグッピーには全く興味を示しません。
こう書くと野性味のない弱虫猫みたいですが、これでも野良出身のしたたか猫です。
でも猫ならではのツンデレでこちらのかわいがりのツボをビンゴで押さえてきます。
猫は大したものです。もちろん言葉なんて通じていません。これをコミュニケーションが取れていると言えるのかどうかわかりませんが、この独特の関係性はなんだか凄いと思わずにはいられません。不思議な魅力(魔力)を昔っから発揮して生きてきたんですね、猫たちは。
『猫まみれ展』を見てその思いは確信になりました。
浮世絵ばかりではなく絵本や現代アートでお馴染みの作家さんの作品もちょこちょこあって面白い展示でした。
3月中頃までやっているようですよ。(神戸ゆかりの美術館)
よかったらどうぞ。(=^x^=)