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リアル蛙についてのプチネタ*啓蟄のトノサマガエル編

2016/03/05

リアル蛙についてのプチネタ*啓蟄のトノサマガエル編

新聞のデジタルニュースネタです。「消えたトノサマガエル。。。。」という記事です。

なんでも

気象庁では「生物季節観測」という項目があるらしく、20余の動植物が対象になっておりトノサマガエルもそのひとつ。

ところが近年「鳴き声さえ聞くことは少なくなって」おり「姿を確認できたのは5県のみ」。トノサマガエルの観測はもはや難しいようで、記事は「温暖化や都市化の影響」としています。

今日は暦の上では「啓蟄」で冬ごもりをしていた虫たちが動き出す日、まさに命の息吹を感じる日ではありますが、トノサマガエルも2004年からレッドリストの準絶滅危惧種に指定され、もそもそと動き出す姿はなかなか目にすることがない、という話です。

ただ、個人的にも蛙はちょくちょく目にするので「そんなに少ないの?」と思ったりもしますが、トノサマガエルは関東ではダルマカエルと混同されることが多く、またアカガエル科の近似種でなんやかんやと混じっているんではないか?という説もあるようで、「そんなことあるの?」と生物学的なことは全くわからないので納得できたわけではありませんが、

とにかく純粋なトノサマガエルは絶滅の危機に近づいているようです。

蛙は自然環境のバロメーターといわれることも多く、生態系の真ん中あたりにいるとのこと。それに蛙は水中から陸へと生活を大きく変化させます。それだけ環境の影響も大きく受ける存在です。

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(出典:フリー画像)

色んな蛙が程よくそれぞれの場所で真っ当に生きていけることは、何をおいても大事だと思います。

人間が守るとか優しくするとかいう問題ではなくて、もっと大いなる意志(ちょっと得意のスピリチュアル思考が入ってきました(笑))によることだと思います。

「啓蟄」ということから逸れてしまいましたが、

何だか気温の上下が極端で、これまでの季節感では追いつかない気もする昨今、やっぱり環境問題などはしっかり捉えていかないといけないな、と思う次第です。