再入荷情報 薩摩切子 たくみ工房 盃
2020/03/31
切子の盃が再入荷しました。
こちらの御品は作家さんに特別に製作頂いております稀少品でございます。
澄んだ翠が清々しく、木の葉をイメージしたデザインがまた、新緑を思わせ、息吹を感じさせてくれます。
薩摩切子の伝承と匠。
ガラスの硬質さと、相反する様な素朴さを併せ持つ秀品です。
これからの季節にもぴったりな美しい硝子の盃を、
ぜひご覧ください。
薩摩切子 盃 「たくみ切子ーこのは」グリーン
重厚な輝き、エッジの際立つガラスの表情。美しい薩摩切子の盃。
木の葉の舞う姿の様な紋様と優し気な緑が綺麗です。
[ 薩摩切子の歴史 ]
江戸時代中頃、長崎に伝わったカットグラスはまず大阪で作られ始め、やがて江戸に伝わって日本独自のカットガラス「江戸切子」として花開きました。
江戸時代末にその「江戸切子」の影響のもと、南蛮文化の栄えた薩摩で色ガラスを重ねて作った生地にカットを施した「薩摩切子」が生み出されたのです。
日本人独自の感性に裏打ちされた「薩摩切子」は世界的にも高い技術と美しさを誇りましたが、幕末の動乱の中工房も全て廃絶され、短命のうちに途絶えてしまいました。
滅びた「薩摩切子」は百数十年以上長らく忘れ去られていましたが、20世紀末、大阪において復元復刻され、その美しい姿が見事に蘇りました。
[ たくみ切子とは ]
絶滅した「薩摩切子」の大阪での復元に携わった一人 高橋太久美氏はその後も大阪で、その高い技術を駆使し「たくみ切子」として切子の新しい潮流を生み出し、また育み続けています。
独特のカット技法と「手磨き」にこだわった鋭いエッジと輝きが「たくみ切子」の真髄です。
「たくみ切子」とは「薩摩切子」の伝統を踏まえた上での創作性に富み、確かな技術に支えられた美しく独創的なカットガラスなのです。
専用桐箱でお届けします。
贈り物、記念品にもおすすめいたします。
高橋太久美 氏
日本工芸会会員 日本ガラス工芸学会会員 新美工芸会副会長 切子ガラス工芸研究所たくみ工房主宰
「大阪府知事賞」「大阪市長賞」など受賞<>br
カットガラス クリスタル24%
67x45mm